MICC研修旅行 in KYOTO2015

2015/10/6 MICC研修旅行 in KYOTO

茂庵というカフェに来ています。
京都大学横の小高い山を登った先にあるカフェで、階段状の坂道を登ること10分程。
隠れ家的雰囲気ではありますが、想像以上の混雑で、只今空席待ちをしています。

天気にも恵まれて、緑茂る山の中、心地よい風にのんびりとした時間を過ごしています。

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茂庵を出て、夕飯までにはちょっと時間があるな〜ということで、行った先は「河井寛次郎記念館」
思った以上に見応えのある場所で、皆さん大満足!
その後錦市場を散策して、現在いい感じでおしゃべりしております。

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2015/10/7

今日もいい天気!
大山崎山荘美術館にやって来ました。
館内写真が禁止なので、素敵な建物をご紹介できないのが大変残念ですが、本当素晴らしい美術館です。
只今テラスでコーヒータイム。
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泊まったホテルは京都駅ビル上階のグランビア。
アクセス重視で決めましたが、ツインのお部屋、ゆったりとした間取り。
さすが観光都市だけあって、レストランもお部屋もマメにリフォームされているのか、とても綺麗にされていました。

今日、大山崎山荘美術館の後に行ったのは『聴竹居』
ここも本当に素晴らしかった!
ガイドの方の説明も楽しく、運良く後からの予約もなかったので、時間を延長して、いつもは案内頂けないようなスペースまで見せて頂けました。
ここは申請すれば写真撮影OKなのですが、SNSやブログなどにはアップしないというお約束なので、すみませんが写真は掲載できません。
今回行けなかった方も、是非是非一度足を運んで頂きたいと思う場所でした。
完全予約ですが、本当にオススメです!

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京都に着いてまず向かったのは西陣織会館。
西陣織の体験ができる、ということで体験してきました。
小学生の修学旅行の団体もいてにぎやかに。
それはそれで楽しい時間でしたが、そこへ行くのが目的ではなく、その後、西陣にあるカフェに行くのが目的です。

「さらさ西陣」という昔の銭湯の佇まいを残したカフェ。
そこでランチを頂きながら、見学させていただきました。
グリーンとピンクのタイルが可愛い♡
レトロな雰囲気は初めて訪れているにもかかわらず、懐かしくて、でも新鮮で、素敵なカフェでした。

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さらさ西陣のあとに訪れたのは、山県有朋の別荘だったという「無鄰菴(むりんあん)」
平安神宮や、円山公園を作庭した造園家7代目小川治兵衛の庭が有名なのだそうです。
正直、庭の良し悪しは勉強不足でわかりませんでしたが^^;;母屋、茶室などの見学後、敷地内にある洋館へ。
ここの2階がすごかった!
山県有朋、伊藤博文、桂太郎、小村寿太郎の4人で日露戦争開戦直前の外交方針を決めた「無鄰菴会議」が行われたというのです。
その部屋に入る扉は木の扉の他に、重々しい鉄の扉もあり、何とも言えない空気感。
覗いて見たのですが、あまりの迫力、というか雰囲気に後ずさりしたほどです。
壁は狩野派による金碧花鳥図障壁画で飾られています。
今までも昔の洋館は色々見てきましたが、また違った重厚感のある部屋でした。
ここもまた一見の価値ありです。

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そういえば!無鄰菴で見つけたものがありました。
それは「ロールスクリーン」
その時代もロールスクリーンがあったんですね。
ちょっとよれてしまっていますが、紐で操作するようになっていて、間違いなくロールスクリーンの形状でした。
刀を思わせるようなカーブを描く美しいカーテンレールに、家紋を思わせるような受け金具。
洋と和のミックス感が、その時代を反映しているようにも感じました。

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無鄰菴を出て、次に行ったのが、MICC旅行の投稿として最初だった「茂庵」というカフェ。
京都大学の東側、神楽岡(吉田山)の山頂にあります。
坂の下でタクシーを降りて、徒歩で10分程度。
その道のりも風情があって楽しいものでした。
が、、、日頃の運動不足が祟ったのか、思った以上に勾配がきつかったせいか、その道のりの写真をおさめるのを忘れていました(>人<;)
茂庵の中も外も、写真をもっといっぱい撮りたかったのですが、お客様が大勢いらっしゃったので、ちょっと遠慮。
HPに素敵な写真がいっぱい載っていますので、そちらをご紹介しますね。
http://www.mo-an.com/

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茂庵でお茶を飲みながら、夕飯までの時間をどうしようかと相談。見学時間にゆとりを持たせるように、あまりタイトにスケジュールを組んでいなかったのです。
京都に詳しい友人から小耳にはさんだ「河井寛次郎記念館」
陶芸家、ということぐらいしか予備知識のないまま向かいました。
そこは実際寛次郎さんのお住まい兼仕事場になっていて、敷地の奥には窯がありました。京都の町中にありながら、窯のあることに驚き、そこでお仕事をされていたんだなーという静かなエネルギーのようなものが感じられる場所でした。

いただいたリーフレットの最後に
「この記念館は、そんな寛次郎であったことを皆さんに知っていただくとともに、ここが作品を創作した場所であるだけでなく、高く、深く人間を讃えつつ生活をした場であることを観ていただくために開館いたしたのでございます。私どもにとっては、皆さんにこの記念館をご覧いただいた後、何かの美、何かの感動、何かの驚き、何かのやすらぎを覚えて下されば無上の喜びでございます。」
とありました。
まさにそれを感じさせていただける場所でした。

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短い2日間の旅行でしたが、今回は内容の濃い日程になったのではないでしょうか?
どなたも一度は行ったことのある京都ですが、ひと味違う行程でしたね。
ひとりでは気付かないような細かいことも、おしゃべりしながら気付かされたりして、より一層楽しいものになったように感じます。

2泊、3泊の旅行はなかなか休みが取れないでしょうから、1泊の近場の旅行になってしまいますが、リクエストどしどし募集しています。
家族旅行とは違う、友人との旅行とも一味違う、そんな旅行。
今回行けなかった方も、次回以降、是非予定を合わせてご参加くださいね!
よろしくお願い致します。